日差しは強かったものの、木陰の中ではやんわりと風も吹き、登山を後押ししてくれました。
でも油断して塩分・水分補給をしないと熱中症になってしまいます。
夏の登山は要注意です。
木道
標高1400m付近から山頂にかけてはマルバダケブキのお花畑が出迎えてくれました。
標高1400m付近から山頂にかけてはマルバダケブキのお花畑が出迎えてくれました。
マルバダケブキのお花畑
黒い棒のようなものは、オオバイケイソウの咲いた後です。
黒い棒のようなものは、オオバイケイソウの咲いた後です。
マルバダケブキの花を訪花するトラマルハナバチ
マルハナバチたちが忙しそうに活動していました。
マルハナバチたちが忙しそうに活動していました。
山頂直下
檜洞丸山頂付近はブナの衰退が著しい場所です。
土壌の乾燥化や大気汚染、ブナハバチ幼虫による葉の採食など、
様々な要因でブナが衰退し、立ち枯れしています。
檜洞丸山頂付近はブナの衰退が著しい場所です。
土壌の乾燥化や大気汚染、ブナハバチ幼虫による葉の採食など、
様々な要因でブナが衰退し、立ち枯れしています。
ブナなどに着生するイワギボウシ
沢沿いの岩にも着きますが、
沢沿いの岩にも着きますが、
丹沢の山の上ではブナなどの大木に着生しているのをよく見かけます。
それだけ空中湿度が高いということでしょう。
しかし、この夏は山にまとまった雨が降っていないので心配です。
イワギボウシはちょうど花が咲き始めて見ごたえがありました。
それだけ空中湿度が高いということでしょう。
しかし、この夏は山にまとまった雨が降っていないので心配です。
イワギボウシはちょうど花が咲き始めて見ごたえがありました。
黄と黒のヨコ縞模様、アカウシアブ
スズメバチに擬態しています。飛び方や羽音もそっくり!
スズメバチに擬態しています。飛び方や羽音もそっくり!
ベンチに残った人の汗?を吸っているようでした。
コエゾゼミと思われるセミを捕まえたヤマガラ
セミがジーーーッ♪と鳴きながら抵抗していました。
ヤマガラは捕まえたものの持て余しているようで、セミの声がしばらく鳴き止みませんでした。
セミがジーーーッ♪と鳴きながら抵抗していました。
ヤマガラは捕まえたものの持て余しているようで、セミの声がしばらく鳴き止みませんでした。
タニタデ、シロヨメナ、ミヤマヤブタバコ、タマアジサイ、コロテンコオトギリ、タテヤマギク、
クワガタソウ、イヌトウバナ、ミヤマタニタデ、シモツケソウ、マルバダケブキ、イワギボウシ、
リョウブ、ヤマトリカブト、マツノハマンネングサ、ダイコンソウ、ヤマオダマキ、アカバナ など
【確認できた鳥】
ソウシチョウ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ルリビタキ、カケス、ウグイス、
オオアカゲラ、トビ、イワツバメ、トラツグミ、アオバト、アオゲラ、イカル など
【その他】
ミンミンゼミ(声)、ツクツクボウシ(声)、コエゾゼミ(声・ヤマガラに捕食される)、オトシブミ揺籃、
アカウシアブ、トラマルハナバチ、オオマルハナバチ、オオセンチコガネ、イチモンジセセリ、
ヒロバネヒナバッタ、アキアカネ、ミヤマカラスアゲハ、キアゲハ、ニワハンミョウ、
オニクワガタ?♀、タゴガエル?子ガエル(目視) など
お花畑や生き物を観察するには山頂付近がおすすめです。
しかし、お盆が明けても暑さは続くようですので、暑さ対策を万全にして登山を楽しんでください。