用木沢出合からしばらく白石林道を歩きます。
午前中は冴えわたる青空で清々しい登山スタートとなりました。
度々沢を渡渉します。徒渉点には道迷い防止のために指導標(道標)があります。
白石の滝
標高1,020メートル付近にあります。丹沢の滝の中では、なかなか高い位置にあるのではないでしょうか。
「白石」という名前は大理石から来ています。
この辺りから大理石が見られるようになりますが、滝が流れる岩盤は違う岩石のようです。
スギの球果を食べた痕がたくさん落ちていました。
しかし、この場所も夏には勢いよく水が流れています。
ちなみに、大理石は県の天然記念物に指定されているので、許可なく採取することは出来ません。
ウソ
群れに何度か出会いました。フサザクラの種子をさかんに食べていました。
白石峠に近づくと大室山から檜洞丸の山並みとその間に蛭ヶ岳が見えました。
北西側の斜面や登山道に雪が残っているようです。
蛭ヶ岳をはじめとして丹沢の高標域は、溶けた雪が凍ってアイスバーン状態になっているとのことなので、お気をつけください。
尾根に出ると風が当たるようになりました。
晴れていても休憩中は防寒具が必要です。
ぬかるんで滑りやすくなっていました。
泥除けのスパッツなどがあると安心です。
加入道山山頂
山頂の南側には避難小屋があります。
トイレはありませんが、木造の趣のある小屋です。【確認できた鳥】
メジロ、ヒヨドリ、ヤマガラ、コゲラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヒガラ、
キクイタダキ、ウソ、ミソサザイ、カケス など
天候によって、積雪、凍結、ぬかるみなど様々に路面状況が変化します。
アイゼンなどの滑り止めを必ず携行し、無理のない山行計画をお勧めします。