2014年4月18日金曜日

【登山情報】寄~雨山峠~鍋割山~後沢乗越 4月17日

好天の空のもと、西丹沢自然教室スタッフと一緒に情報収集に行って来ました。

登山道はどこに続いている?
寄から雨山峠にかけては沢沿いのコースを歩きます。
寄沢の広い河原を渡渉する際は、登山道を見極めて歩く必要があります。
 
新緑とミツバツツジの花が彩る山肌
対岸の雨山付近には、たくさんのミツバツツジが咲き誇っていました。
標高500~900メートル付近で満開、それより上では咲きはじめや蕾でした。
 
トラバース注意!
寄沢の支沢コシバ沢から雨山峠にかけてのトラバース道は滑りやすく注意が必要です。
 
鎖場注意!
雨山峠から鍋割峠にかけての細尾根には鎖場があり、昨年の台風や今年の冬の大雪によるものか・・・足場が削れておりかなりの注意が必要です。
寄~雨山峠~鍋割山のコースは、道迷いや滑落などが発生する可能性があるので登山初心者の方は通行をお控えください。
 
芽吹き始めたブナ
標高1100メートル付近では、まだほとんど蕾でしたが一部芽吹き始めているものもありました。
 
鍋割山山頂
平日とはいえたくさんの登山客がいらっしゃしました。
 
コガラ
さえずりながら木々を移動していました。
その他にもたくさんの野鳥のさえずりが耳を楽しませてくれました。
 
マメザクラ
寄~雨山峠間は、標高900メートルから上で蕾からそろそろ見頃の状態でしたが、
鍋割山~後沢乗越方面は、標高1000メートル付近が見頃でした。
 
クロモジ
そんなに目立つお花ではないのですが、開葉したての葉っぱとその下につくお花が羽子板の羽根のようにみえませんか?
 
エイザンスミレ
葉っぱが切れ込むのが特徴です。
 
ミヤマキケマン その1
沢沿いの砂礫地に咲いていました。
砂礫地に生育するものは葉っぱが細かく切れ込んでいます。
 
ミヤマキケマン その2
林道沿いに咲いていました。
砂礫地に生えるものと雰囲気が違いますよね。
 
今回歩いてみて改めて、登山道は刻々と変化するものだと実感しました。
これからは新緑のいい季節を迎えます、皆さまもご自分の技術・体力にあったコースを選択して
安全で楽しい登山をしてください!

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