2013年5月25日土曜日

満開のエゴノキと初夏の昆虫たち

穏やかな日差しと木々を揺らす風が心地よい季節です。
登山や散策を終えてビジターセンターに寄って下さった方々は
「緑がとってもきれいでした!」と初夏の自然を満喫された様子でした。
初夏を迎えた生きものたちはどのように過ごしているのでしょうか。
満開になったエゴノキを見ると、下向きについた花が風でゆらゆらと踊っているようです。

写真を撮るために風が止むのを待っていると、上の方から「ブーン ブーン」という音が聞こえます。
花にやってきたハナバチたちの羽音でした。


エゴノキの葉の上にはシックな色合いのエゴシギゾウムシがいました。
エゴの実に産卵し、その姿が長いクチバシを持つ鳥のシギに似ていることからついた名だそうです。

続いてエノキの木を確認!
5月21日にブログにアップしたテングチョウのその後を見てみると・・・。
蛹になったばかりの時は緑色でしたが、そのうちの一つが茶色に変わっていました。
今後も見守り、タイミングが合えば羽化を見届けたいものです。